2014年2月19日水曜日

正しいシャフトの選び方

シャフトのことは何となく知っているつもり?の方が多いのではないでしょうか?

最近は練習場にREC CHECKというVTRなどで簡単にヘッドスピードを計ることができるので、自分のヘッドスピードを把握している人も多いと思います


ヘッドスピードが速いから、とか見るからにパワーのある人は硬めのXシャフトがいいとか、80g台の重めがいいとか、それくらいの知識しか持っていないと思います。


また、なんだかRシャフトを振っていると非力に見られるんじゃないか、などという見栄でSシャフトを振っていませんか?

これを機会に正しいシャフト選びを勉強してください。



キックポイントを見つける。
(キックポイントとは、先調子、中調子、元調子などで、シャフトの最もしなり易い場所を示す)

同じシャフトメーカーの、同じ重さ、硬さでキックポイントの違うシャフトを打ち比べる。
ヘッドスピードではなく、ボール初速が一番出ているシャフトを選ぶ。
初速の出るシャフトが自分に合ったキックポイントです。

適性なシャフトの重さ
自分に合ったキックポイントの同じシャフトで硬さを揃えて、重量別に試打をしてみます。
順番は軽いほうから順に2~3球打っていき、2~3回比較を繰り返します。


ヘッドスピードは、シャフトが軽いと必然的に上がりやすく、軽いとヘッド軌道が安定せず曲がりの原因となる。
重めのほうがヘッド軌道は安定する。


18ホールラウンドすることや、季節なども考慮し、振れる範囲で重めを選びましょう。


硬さ(フレックス)
パワーだけで決められないのが硬さ。
硬さも重さと同様、パワーやヘッドスピードで決めてしまいがちですが、力が強いからといって硬いのがベストとは限りません。


シャフトは硬くなると球がつかまりにくくなる特性があります。
逆もあり!
軟らかめを選べばシャフトが球をつかまえてくれる効果があるのです。
重さを適性にしておき、少し軟らかめを選ぶといい結果が得られやすくなります。


キックポイントと重量がきまったら、フレックス違いを試打して、自分のイメージに合った球のつかまりが得られるフレックスを選びましょう。

長さを見つける
長尺は力のない人には有効な飛距離アップ方法です。
しかし長くするぶんミート率は低下します。


ミート率を上げたほうが平均飛距離には有効なので、芯に当たらない人は45インチから始めるのが好ましい。



キックポイントが合っていないとどうなる?
キックポイントが合わないと、切り返しからタイミングが合わないことも。

重さが合っていないとどうなる?
重すぎるとヘッドスピードが上がらないばかりか、ヘッドが下に落ちてダフりやすくなる。


硬さが合っていないとどうなる?
硬すぎると、ヘッドをうまく加速できないばかりか、球が上がりにくくつかまりも悪くなる。

長さが合っていないとどうなる?
長くすればヘッドスピードは上がりますが、タイミングがシビアになり、
ミート率が低下します。
(以上、週間パーゴルフ 3月4日号より)


(>_<)
私も63gのSフレックスから78gのXフレックスにシャフトを換えて、ミスショットが減ったのは体感しています。
もうこのドライバーは放しません!そんな感じです。


少しつけくわえるならば、シャフトを長くしたらミート率がさがるのではなくて、スィートスポットにボールを当てる難易度が上がるという表現が適切だと思います。


ミスショットを減らすにはシャフトはとても重要です。
しかし、手っ取り早く飛距離を伸ばしたいなら、シャフトを長尺にしてリスクを背負うよりも、ストレッチして体を柔らかくすれば10ヤードはすぐに伸びると思います。
ki銀次郎

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