2014年3月27日木曜日

“中部銀次郎の攻め方、狙い方”

キャディさんにおんぶに抱っこではなく
自分の推理力と判断力を総動員して
コース設計者と対話する。

そうすればゴルフはさらに楽しく、味わい深くなる。(中部銀次郎)



“一つ目のミスは仕方ない。だが・・・”


「やっちゃったよ、まいったなこんなところでミスするなんて・・・」


『ミスは誰にでも起こります』
『だから一つ目のミスは、ある意味で仕方のないことだと割り切ることが大切です』


『ただ往々にしてゴルファーは二つ目のミスを重ねてしまいます』
『二つ目のミスは明らかに前のミスが誘発しています』


『前のミスを取り返してやろうと攻撃的になり過ぎたり、またミスを繰り返すんじゃないだろうかと自虐的になり過ぎたり、いずれにせよ前のミスを心にしまいこんでいるために、二つ目のミスが起こってしまんです』


「それじゃ中部さん、どうすれば二つ目が避けられるんですか?」


『一つ目のミスを忘れることです』


「そんなこと簡単にできたら苦労しませんよ!」


『忘れる努力をすることです』


「忘れようとすればするほど思い出しちゃうじゃないですか!」


『私は競技生活を続ける中で、ミスをしたときは必ず呼吸が浅く早くなっていることに気づきました』
『あるいはミスしたことに動転して、結果的に呼吸が浅くなっていたのかもしれません』




『いずれにせよ呼吸が浅いと当然ショットやパットのリズムも悪くなります。それが次のミスを呼んでしまいます』


『ですから私は一つ目のミスが出た時は、なにはともあれ深呼吸をすることにしていました』


『ゆったりと呼吸を整えている内に、心も自然に冷静さを取り戻してくれますから』
中部銀次郎


(><)
一つ目のミスを忘れるということは、練習場から訓練する必要があると思います。


練習場でミスショットすると、「ちっ!」と舌うちする人
言い訳を口にする人
クラブでマットを叩く人

まさしく二つ目のミスを誘発する行為ではないでしょうか?
言い換えれば二つ目のミスを誘発する練習を重ねているということに気づいていないのです。


練習場での訓練は、ミスショットしてもスウィングはフォローエンド、フィニッシュまで振り切って、ボールがどこへ飛ぼうがフィニッシュの形を崩さないでガマンする癖をつけて、ミスの悔しさを口にしない、態度に出さない訓練こそが練習といえるのではないでしょうか。
ki銀次郎

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