2014年5月12日月曜日

2014、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップを見て。

優勝した成田美寿々選手のキャディを務めたのは、前年覇者(茂木宏美)のキャディも務めた佐藤大輔さんでした。


成田美寿々選手は過去2年間はバーディ狙いに徹していた9番ホールを
「パーでよい」とキャディの佐藤さんから言われ,コースマネジメントの違いに驚かされたそうです。



優勝を争ったフォン・シャン・シャン選手はこの9番ホールをボギーにしてしまったことはあとあと大きく影響した
キャディの力は大きいですね。



最終日、最終ホール、同スコアの優勝争い、ピンはエッジから5ヤード、ラインは下り、この場面でフォン・シャン・シャンが見せたバンカーショットはさすがUSLPGAで活躍する選手ですね。



もっと素晴らしかったのは、宮里藍選手のプレーでした。
土曜、日曜の2日間でバンカーショットからのパーセーブを何回見たことだろうか?(少なくとも4回以上)



本人のコメントは
「最終日ノーボギーだったのですごく良かった・・・ミスもありましたが決めたパッティングの方が多かった」



中部銀次郎さんが言っています。
「たまたまの自己最高より、叩いてもいくつまでで踏みとどまれるか、そちらにこだわってほしい」



宮里藍選手のゴルフは、そんな中部さんの言葉を反映するかのようなプレーでした。
こういうゴルフを実践している宮里藍選手こそ
「たまたま」優勝できなかったという言葉が適切です。



優勝した成田美寿々選手はキュロットスカートを着用していました。
オフに鍛え上げた下半身のせいか、お世辞にも似合っているとはいえないが、それは本人もわかっていると思う。



そこにあるのは
「私は女子プロゴルファーだから」
というプライドだけがある。



女子プロゴルファーだから、華やかに女性らしくあるべきだと。
そういう気持ちがキュロットスカートを着用させたのだと思う。
渡辺綾香選手も同様に見えてなりません。



そこに変なプライドはない。
スタートホールで3方向へお辞儀をした。
まずはコースへ一礼。
左側のギャラリーへ一礼。
右側のギャラリーへ一礼。



優勝し大はしゃぎすることもなく、18番ホールを去るときにコースへ向かって深々と一礼する成田美寿々選手。
帽子をとって一礼する姿は、決して付け焼刃でやっていない。



18番ホールを湧かせる選手がプロゴルファーだという人がいる。
優勝して18番ホールグリーンを去るときに、コースへ向かって深々と一礼する選手はプロの鏡である。




激励の気持ちを込めて私は言いたい。
上田桃子選手も成田美寿々選手を見習ったらいいと思う。



いつまでも過去の成績や変なプライドにとらわれないで、実力を発揮してほしい。
その一つの表れがあの半ズボン。
半ズボンをやめてスカートを着用することで、女子プロゴルファーとしての原点に戻る謙虚な気持ちを持つことで、本当の力を発揮してカムバックへと導いてくれるようなきがします。

ki銀次郎

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