“ベータエンドルフィン”
ジョギングやウォーキングをすると脳内にベータエンドルフィンという物質が放出され、痛みが和らぎ多幸感が生まれるそうです。
ランナーズハイもこの物質によって引き起こされると考えられています。
歩くときは何も考えず“無の境地”で行うのが効果的。
「歩行禅」というのですが、頭が空っぽになり脳がアイドリング状態になると、脳内のデフォルテネットワークと呼ばれる領域が活動し始めます。
この働きにより、ネガティブな感情や雑念が整理され、いわば脳のメンテナンスがなされるのです。
“毛繕い”をする猿の脳内にはベータエンドルフィンが出ており、幸福感に満たされているというのが研究でわかっています。
毛繕いする猿同士は、困ったときに助け合うという調査結果もあります。
ベータエンドルフィンが出ると絆が深まるのです。
人間ならばグチをこぼし合うことや、スキンシップがそれに値します。
キーワードは「共感」だそうです。
(婦人公論より)
ちなみに“ベータエンドルフィン”と言う言葉は、今から30年前はじめて耳にしました。
北京オリンピックの全日本の野球チームのトレーナーで当時アシックスに所属していた市来トレーナーに教えていただきました。
針治療というのは意図的に悪い箇所へ針を刺すことで、体内のベータエンドルフィンを集め、自然治癒を図るものだとお聞きしました。
当時、私も市来トレーナーには針治療でお世話になりました。
ki銀次郎
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