2013年3月7日木曜日

イライラしない人には福が来る。“和顔施”(わがんせ)


イライラしない人には“福”が来る。
人間だもの腹の立つこともあります。
本当は相手を許すことができれば一番いい。
自分の性格をおだやかにしたい。そう思っていてもとっさの感情は抑えられないものです。

頭では理解していて努力しているのにうまくいかない。
仕方がないんです、迷うのが人間だから。
人はなぜイライラするのか?腹が立つのか?

それは心には欲望があり、自分の思い通りにならないから。
つまり煩悩があるからです。
でも煩悩がなくなったら人間ではないですね。

本当は心を空っぽにして、風が吹きとおるようにするのが一番いい。
大切なのは、笑顔でいること。
“和顔施”(わがんせ)という言葉があります。
(相手に笑顔を施すというのが一つの徳になる)

つまり、いつもニコニコしていること。
イライラしているときに「笑え」といわれても、笑うのは難しい。
ですから普段からユーモアを理解するように自分を鍛えることが大事。

笑顔はその人にとって一番いい顔です。
笑顔を向けられて怒る人はいません。
幸せというのは笑顔に集まってくるもの。
お通夜帰りのような顔をしているところには、幸せは決してやってきませんよ。
(瀬戸内寂聴)

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