2013年8月7日水曜日

『ゴルフ以って人を観ん』(夏坂健)

『ゴルフ以って人を観ん』
ゆめ、ご油断召さるな。
芝の上もあなたは、裸なのですぞ!
ゴルフは単なるフィルターの役目、本質は末端に現れる
のたとえ通り、ゲームの途中に垣間見せる言動こそ人柄そのもの、
赤裸々な姿ではないだろうか。
このように考えてゴルフ史を見直したところ、それまで気づかなかった先達の喜怒哀楽からゴルフの森に咲く美しい花まで、多くのドラマが見えるようになった。
以上は本の帯に書かれている。そしてあとがきには・・・・・

記録によると、最初にキャディ料金を支払った人物こそ稀代のゴルフ狂として知られるスコットランドの貴族、モントローズ侯爵である。
侯爵には適齢期の3人の美しい娘たちに一つの約束を強要した。
「お前たちもやがて結婚するだろう。好きな相手ができたとき、
隠さず私に紹介しなさい。私はただ黙ってゴルフをするだけ、
即座に人物の良し悪しが見えるだろう。プレー後、もし私が結婚に反対したときは相当の理由あってのこと、あきらめなさい」
また、
ユナイテッド証券の会長は週末になるたび社員相手にゴルフ三昧。
ところが会長の狙いはプレー態度から人物の素顔を判断するのが目的、のちの人事異動に役立てたことで知られる。
例えば「言い訳屋」の本質は責任転嫁しのもの、性格的には卑怯で臆病、いまわの際にも自己保身に汲々とすること目に見えている。

あるいは他人のプレーに関与する「おせっかい屋」の場合、ゴルフとあって刑法には抵触しないが、心理的には放火常習犯の「愉快犯」と同じ、裏返しの劣等感が陰湿な優越感となって垣間見えるため、
ついに生涯、この人物にも友人ができない。

ここまでくるとゴルフは単なる遊びに非ず、社会生活に大きな影響を与ええるばかりか、ことと次第によっては人生の死活問題にまで発展したケースも世界各地で散見される。
お分かりかな?
ゴルフをやるには相当な覚悟が要求されるってことが。

夏坂健

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