2014年9月25日木曜日

ピーターたちのゴルフマナー (鈴木康之)

サー・マイケル・ボナラック
ゴルフ本来の姿を楽しむためには、マナーと礼儀をわきまえることが大切。


夏坂健
ゴルフは自分の性格が最悪の形で露呈されるゲームだけに、
まず求められるのが礼儀作法の数々。



気づかないうちに困ったプレーヤーになっていませんか?

これがゴルフマナーの世界基準です。




“プレー中は禁煙である”


前の組へのボールの打ち込みと同様に、その本当のこわさを知らない人が多いのが、冬のコースでの喫煙だろう。



枯れ芝の火は風にあおられると、なめるように炎が走り、燃える輪の円周はアッという間に大きくなっていく。
その勢いは4、5人のおとなが踏みつけたり叩いたりしても、とても追いつけるものではない。



プレー中に喫煙するスポーツがあるだろうか。



喫煙するゴルファーには、プレーの合間だからという言い分があるのだろうが、
野球でピッチャーの投球練習中に外野手が、
力士が土俵下で一服ふかすなどということはあろうはずがない。



プレー中の喫煙は、喫煙しないすべての人(ふだん喫煙するのに、コースでは思うところあって吸わずにいる人もいる)への無礼でもある。



ゴルフは喫煙しながらできるスポーツだと見せてしまう行為であって、それがゴルフのストイックな精神への冒涜であり、
喫煙しないでいるアスリートたちへの重大なエチケット違反であるという認識が欠落している。
単なるわがままでしかない。
鈴木康之

(><)
たった1本の喫煙に、こんなに深い意味合いがあることを私はこの本によって知ることができたことを感謝しています。
ki銀次郎

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