2015年9月11日金曜日

中部銀次郎のグリーン周り

プロも唸った
伝説のアマチュアが

やさしく寄せる
アプローチの極意を伝授


~時の盗人~

ゴルフ場には犯罪者が横行している。
ただしここで取り上げるのはロッカー荒らしやスキミングのことではない。


“時の盗人”である。


まずだらだらと歩き、段取りが悪いものだから自分の打順がくるまで何の準備もせず、いざアドレスに入ってから何度も仕切り直し・・・・・


構えたあとでキャディを呼びつけてクラブを取り換え、
また、グリーン上では行ったり来たり、うんざりするほどラインを読み、挙句の果てに「外れた!」と言っては大仰に嘆き悲しみ、次の行動に移らない・・・・・



そんなゴルファーは他人の時間を奪っているのである。


本来時間は万人に平等に与えられているものである。
しかし、たった一人の“時の盗人”がいるだけで、同伴競技者は自分の時間を奪われ、プレーを急がされてしまうのである。


急いでも奪われた時間は取り返せないこともある。するとツケが後続組に回る。
それが、さらにその後ろの組へと順々に波及する。
上空からその景色を見れば、如何に恐ろしいことをしているか分かりそうなものだが、困ったことに“時の盗人”は自分が犯罪者であることに気づいていないことが多い。


しかし彼らは結局、状況判断ができていないという点で、周りを見回して自分の置かれている状況を的確に認識し、その時と場所に、最もふさわしい行動をチョイスする。
中部銀次郎

(><)
グリーン上でパットを終えてゴルフカートに乗るときに、手に持っているクラブを何が何でもキャディバッグにいまわないと気が済まない人がいる。


時間を短縮するために
「クラブは持ったままカートに乗ってください」
と言っているそばから、クラブをしまう人がいます。
どうしてできないのか?


次のホールのティーインググラウンドへ着いて、オナーが準備に入る前にしまえば済むこと。
または、次のティーインググラウンドへ行ってみたら、先がつかえていて待たされる時間にクラブをしまう時間はいくらでもある。


だからクラブは持ったままゴルフカートに乗るべきではないか。
ただし注意すべきは持っているクラブのシャフトやヘッドを、ゴルフカートの外側にはみ出さないことだ。
柵や木にあたって体にぶつかったらとてもきけんだから。


また、私はグリーン上でボールを拭くタオルのやり取りも好ましくないと思っています。
タオルのやり取りで、デリケートなグリーンを必要以上に歩くことになります。


また、タオルを投げて渡したり、グリーンエッジに投げる人も見かけます。
わたしはこうした光景をビデオで撮影して見てみたらいいと思います。


ゴルフプレーヤーとしてあまりカッコのいい風景には映らないような気がします。
むしろ、あの素晴らしいゴルフ場の景色を台なしにしているとさえ思えるときがあります。

転がりに影響のある泥や土は、わたしは手でこするか靴下で拭くようにしています。
パットがおわり、ゴルフカートに戻ったときに洗えばいいと思います。
その方がプレーの時間短縮ができるからです。
わたしはゴルフをする今後一切タオルは使わないことでしょう。


わたし自身、すべてを完璧にできているわけではありません。
自分が気づいたことが“時間短縮”につながる行為であるならば、わたしひとりでも実行すればいいと思っています。

ki銀次郎

0 件のコメント:

コメントを投稿