最初に正しく習う(Learning)
長い時間をかけて身につけた悪い習慣をリセットするより、新しいことを学ぶほうが簡単です。
だからこそ、ゴルフでは最初に正しいやり方を学ぶということが非常に大切。
例えば、もし万年スライサーの生徒が、「スライスを直して欲しい」と私のところ来たとしたら、私はスライスを打たない方法の代わりに、フックを打つやり方を教えるでしょう。
そもそもビギナーのうちに正しいレッスンを受けていれば、スライス癖がつくことすらなかったはず。
慢性的なスライスでは、ゴルフを満喫できません。しかしスライスはビギナーや月イチゴルファーにつきものではあります。
スライスから抜け出せない苦痛から、どれだけの人がゴルフをやめてしまったことか。
ゴルフは一生の財産となるかもしれないスポーツ。
それをあきらめてしまう前に、まず両手のグリップの「Vの字」が右肩を指すように握ってください。
そして、ダウンスウィングで左足かかとに体重をかけるのと同時に、
右腕を右わき腹に引き付ける。これがスライス撲滅の魔法の動き。
同じフックを打たせるなら、スライス癖のついてしまった人より、まったく初心者に教えるほうが簡単なのです。
最初に正しい基本を学べば、上達は速く、なによりゴルフがもっと楽しくなるでしょう。
(ハーヴィー・ペニック)
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