2015年1月15日木曜日

尾上清(レナウンを創った男)の言葉

~尾上清 語録~

この尾上清さんが“レナウン”という会社をつくっていなければ、
私は社会人アメリカンフットボールという競技において日本一を味わうことや、
今もお付き合いさせていただいている人脈、そして今の私の人生はありえなかっただろう。
いま改めて尾上清さんに感謝したい。


 


自宅の壁に穴があいていても、戦後は帰還兵にお金ばらまくなど、
昭和の鼠小僧ともいわれた。
昭和45年に設立した紳士アパレルメーカーのダーバンという会社は、
初年度10億円の赤字、20億円の在庫を抱えるところからスタート。


ダーバンを上場企業に発展させ、レナウングループ総売り上げ4000億円にした男である。
そんな尾上清さんは、昭和の豪傑のようですね。



改めていま、尾上語録を見てみると、心にしみる言葉ばかり。
風貌もとてもかっこいいですね。
初代ウルトラマンを務めた俳優の黒部進さんにどことなく似ていますね。



3つほど紹介させてください。

◆人生の目的
金を貯めたり、地位や栄誉を得たいといった類いの現世利益を求めるのが人生の目的ではない。
これは“つまらない欲”であり“錯覚”だ。
人生の目的はこれらの欲を捨てて“一生を楽しく心豊かに送ること”である。
欲のあるヤツと欲のないヤツを一騎打ちさせてごらん、欲のないヤツが勝つに決まっている。



◆感謝
「長い間、面倒みてきた人間がえらくなったら寄り付かなくなったので寂しい」といった人がいた。
「それはちがうでしょう。好きで面倒みてきたんだから、感謝するのはあなたのほうじゃありませんか」といったら「なるほどその通りだ」といわれた。
面倒みてきた女が別れたいといっても、ぼくは引き止めない。
好きで面倒みたんだから、感謝すべきはぼくの方なんだ。



◆しあわせの星
ぼくは今までいいたいことをいって生きてきた。「それは尾上さんが幸せの星の下に生まれてきたんだから」という人がいるけど、それはちがうね。
ぼくは仕事が好きで、真剣に仕事をしてきたから何でもいえるようになったんだ。
幸せの星は自分でつくれるものなんだ。
尾上清

(><)
時代を築いた男の言葉には重みがある。


欲のあるヤツと欲のないヤツを一騎打ちさせてごらん、欲のないヤツが勝つに決まっている。
好きで面倒みたんだから、感謝すべきはぼくの方なんだ。
幸せの星は自分でつくれるものなんだ。



“欲” “謙虚” “感謝”この3つの言葉は人生に欠かせないキーワードなんですね。

ki銀次郎

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