2015年1月28日水曜日

不滅のゴルフ名言集(摂津茂和)

ゴルファーは技術向上にかけて
並々ならぬエネルギーを費やす。
それはゴルフ発祥の時代から変わらない。

ゴルフ上達における歴代の金言は

技術書以上に核心を突く。




“ゴルフほどごまかしやすい機会に恵まれた
ゲームはほかにない。
ゆえにまたゴルフほどその欺瞞(ぎまん)を
おかしたものが、はげしく軽蔑の眼で見られることも、ほかのゲームに例を見ない”
フランシス・ウイメット

(欺瞞=自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること。だますこと。)



フランシス・ウイメットが青年たちにゴルフをすすめるために書いた“Golf Facts for Young Peaple”(1921年)の中にある言葉である。



ゴルファーはみずからがレフェリーであるといっても、多いなかにはやはりこっそりと不正をおかしたり、スコアをごまかすものがいる。



だが、一度か二度は人眼をまぬがれても、
いつかは必ず人にしれるものだ。



そしてひとたび人に知れると、たちまちみんなにいいつたえられて、はげしい軽蔑の眼で見られるとともに誰からも相手にされなくなる。



USGAの初代副会長でゴルフの伝統擁護の旗手といわれたチャールズ・マクドナルドは彼の回顧録の中で次のように書いている。



「スコットランドでは、ゴルフで不正が見つかると、そのまま仲間はずれにされ、二度と一緒にプレーするものはなかった。この刑罰はいかなる法律的な制裁よりも厳しかった」



またおもしろいことには、アメリカではスコアをごまかすものを昔からフロッグ(Flog)と呼んでいる。



そのいわれは、1930年頃ルールの権威として知られたH・F・ラッセルが友人からスコアをごまかすものをなんと呼べばよいかときかれ、それはゴルフを裏切る行為だから、Golfを逆から読んでFlogと呼べばよいといったのがはじまりといわれている。

(><)
ルールを犯しスコアを誤魔化す人間は、いつの時代にも存在します。
スコアを誤魔化していったい何を得るというのだろうか?
得るものは何もないでしょう。



「スコアを誤魔化す=ゴルフを裏切る行為」
ゴルフをする資格などないでしょう。
一緒にプレーしている人に、ルールやスコアを誤魔化されてしまうと、
この人はこれが初めてではないのだろうなと思ってしまいます。



ゴルフはもちろん、実生活でもまずは自分を誤魔化さないように気をつけたいものですね。
ki銀次郎

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