2015年1月14日水曜日

久保玄次“自立訓練法によるメンタルトレーニング”

~いつでもどこでもリラックスできる~




書斎のゴルフ(Vol.25 1月14日発行)の特集は、
「だから上手くなれた、驚きの練習方法、公開」
というものです。



プロ、アマチュアを問わず成功者の練習内容を本で教えてもらえるというのは貴重ではないでしょうか?





久保玄次さんは愛知大学名誉教授、日本スポーツ心理学会認定
「スポーツメンタルトレーニング指導士」だそうです。



「実力はあるのに試合になると力を発揮できない」
「練習場では上手く打てるのにコースに出るとミスばかり」
・・・そんなゴルファーはメンタルが弱いだけ。
そんなゴルファー必見の記事だと思います。





人間はリラックスしているときが実力を発揮できる。だから意図的にリラックスする方法を身につければいいというわけで、自立訓練法によってリラックスを会得するというもの。



練習内容は文章で紹介しきれませんので、「書斎のゴルフ」を購入していただければと思います。
この中で興味深い文章だけを紹介しようと思います。



「錦織圭がUSオープン準決勝ではあれだけのびのびプレーして第1シードのジョコビッチを破ったのに、決勝では格下のチリッチが相手だっただけに勝ちを意識したのか、ストレート負けを喫してしまった。解説の杉山愛は錦織の動きが硬く、ラケットのスィートスポットに当たっていないと言っていたが、自分をリラックスさせる方法さえ知っていれば状況は一変していたかもしれない」



「良いショットを求めて体の動きが悪くなるときがありますね。形を気にして感覚を忘れてしまう。それでスウィングリズムが狂ってしまうようですね。どういう形で打つかではなく、どういう感覚で打つか。それを考えて打ってほしい」



「脳には海馬という部分があり、そこから様々な情報がでます。長く構えると、海馬がいろいろな情報を出してくるので、迷いが生じる。だから、打つ前には、するべきことを一つに絞って、それだけを行う。パッと構えてサッと打ってしまうことです」



(><)
倉本昌弘プロが3秒以内に打つということを推奨していることがよくわかります。



アドレスで固まっている人にゴルフが上手な人を見たことがありません。



廣戸聡一氏とペアで4スタンス理論を述べている横田真一が
2010年、戸塚カントリークラブで行われたキャノンオープンに久しぶりの優勝したときに、緊張をほぐすために竹林を眺めたり、匂いを嗅いだりして、交感神経と副交感神経のバランスを保つ努力をしたとコメントしていたことを思い出します。



頭の中で「するべきことを一つに絞る」
偶然ですが、最近私はドライバーショットのときに実行しているのは“一つに絞る”ことです。
ボールに小さな矢印を書いて、ヘッドの真ん中を矢印に「ぶつける」それしか考えないようにしています。
やっと、やっとこの考えにたどり着きました。



そうするとことで、OBや池、ミスショットへの不安はうち消されナイスショットが生まれるような気がします。
私はやっとこの考えにたどり着きました。

ki銀次郎

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