2015年1月27日火曜日

ゴルフの街を行く(大澤 啓藏)




“小金井カントリー倶楽部”(東京都小金井市)
1937年(昭和12年)10月にオープンした小金井カントリー倶楽部は、JR中央線の武蔵小金井駅から車で5分足らずの距離にある。



都立小金井公園の北側に位置し、南北に伸びる小金井街道を挟んで西側と東側にレイアウトされている名門クラブである。



ハウスは地味な木造建築で、レストラン内部も天井が吹き抜けになっており、黒く塗られた壁や天井に見える飾り柱が落ち着いた雰囲気を醸し出している。



またレストランの壁に掲げられた歴代のクラブ選手権優勝者や
理事長杯優勝者の氏名を示すプレートが漢字で書かれていてわかりやすく、他の倶楽部でも参考にしたらよいと感じた。



名門コースの食事メニューは「カレーライス」が美味しいところが多いといわれるが、小金井カントリー倶楽部のカレーライスも、
非常に美味しいばかりでなく値段も廉価で、ゴルフ場ガイド・ブックにある「お薦め料理」にも紹介されるのが肯ける。



コースは小金井街道西側にあるクラブハウスに近い側からアウト・コースが始まり、専用の歩道橋で道路渡った東側にイン・コースがある。



18ホールのコースはウォルター・へーゲンの設計によるもので、
バック・ティーからの距離は6739ヤード・パー72
コース・レートは71.7である。



全体の距離としてはそれほど長くないが、パー4では400ヤードを越えるホールが4つあり、パー3でも3番の190ヤードと7番の220ヤードは比較的距離がる。



パー54ホールは500ヤードを少し上回った比較的距離の短いホールなので、バーディ・チャンスも期待できる。



もっとも印象的なホール2番ホールで425ヤード・パー4のやや打ち下ろしで緩やかに右ドックレッグした、ハンディキャップ1の難ホールである。



ティーショットで距離を稼ごうと、グリーン方向を狙って右に曲げ林に入れると、パーはおろかボギーも苦しい状況になる。
コース全体は昔の武蔵野を偲ばせるような林でセパレートされており、プレーをしていると周辺が高級住宅地区とは思えないような深い自然が残されている。



(><)
小金井カントリー倶楽部のコース設計が、ウォルター・へーゲンとは知りませんでした。

ki銀次郎

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