2013年4月18日木曜日

“イップスからの生還記”(書斎のゴルフ)


よく「パットイップス」にかかったプロの話は耳にします。シャフトの長いパターを胸に当ててパッティングをして対処していると聞きます。

イップスは、私もいつかかるかわからないと覚悟してゴルフをしています。何故「イップス」にかかるのか以前から興味がありました。
(イップスとは、直訳すると“子犬が吠える”)

イップスの原因は不明のようです。
決して技術レベルの問題でイップスになっているわけではないそうです。
今月発刊の「書斎のゴルフ」Vol18に“イップスからの生還記”という原稿が掲載されています。

59歳のシングルプレーヤーの実録なので、このような貴重な内容は他に例をみません。
この男性をイップスから復活させてくれたのは、“ゆるやかな坂道”というメンタルトレーニングを行う治療院だそうです。

前項で「意識と無意識」の話題を掲載しましたが、
ここでも「意識の領域」「無意識の領域」という言葉が出てきています。
やっぱりこの言葉はゴルフと深いつながりがあるのではないでしょうか。
具体的治療方法は、
ステップ1
一番リラックスできる場所をイメージ、その場所ではどんな色が見えますか?
ステップ2
ゴルフをしていて一番気持ちのよい状態をイメージ、イメージした場所でどんな音が聞こえていますか?
 という内容がもりこまれています。

“ビジョン54”の著者ピア・ニールソンもこのステップ1、ステップ2と同様の言葉を投げ掛けて、宮里藍選手をLPGA初の優勝へ導いているのも事実なのです。
(宮里藍選手はイップスではありません)

“イップス”はまだまだ解明できていないので、このような情報はとても貴重だと思います。投稿者とそれを掲載してくれた「書斎のゴルフ」に感謝いたします。
ki銀次郎


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