前日2日目、ウッズは15番ホール(パー5)をボギーとしていたが、池に入れた直後の第5打の直前、ボールをドロップした場所がルールに抵触。
「誤所からのプレー」で、同ホールはトリプルボギーとなり、「71」だったスコアは「73」に訂正されることになった。
しかし本来、スコア提出後のペナルティ発覚は、過少申告等による失格処分の対象となる。
この日午前、マスターズ委員会は緊急会見を開き、経緯を説明した。
同委員のフレッド・リドレー氏によれば、前日ウッズが15番ホールを終えた直後より、テレビ視聴者からの「ドロップする位置が間違っている」という指摘の声が噴出。しかし競技委員が映像を確認したところ、打ち直しの地点は「問題無し」という判断を下し、ウッズにはペナルティを加えられる可能性があることを、伝えなかったという。
ところがラウンド後のインタビューで「(ピンに当たった3打目は)強いと感じたので、2ヤード下がって打ち直した」とコメント。この放送後の同日夜、問題が再燃した。ウッズが“ボールをカップに近づけたい意思”を持って、本来ドロップすべき地点よりも後ろから打ち直し、誤った処置をしたことが判明したからだ。
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