2013年4月30日火曜日

グリップの持論


私はアメリカンフットボールの経験があります。
アメリカンフットボールのルールに「フェイスマスク」という反則があります。相手のヘルメットについているフェイスマスク(プラスティック製の格子)を掴んでしまう反則をいう。

プレー中に指がかかってしまうと、事前に反則とわかっていても反射的にそして無意識に指はフェイスマスクを握ってしまいます。
指は物を握る役割を、動物として生命を受け継いでからずっと握り続けてきているのです。

改めてゴルフグリップを考えてみてほしいのです。
皆さんの右手(右利きの場合)グリップの親指はシャフトの真上にありませんか?

練習場を見渡すと、右手の親指を「シャフトの真上」にしている人がほとんどです。

私はこう思います。右手の親指を「シャフトの真上」にしていると、インパクトへ向かうときからインパクトの瞬間にかけて、前述したアメフトのフェイスマスク現象と同じで、
親指には「無意識」に力が入ってしまい「ヘッドが走らない」と思っています。
本人は力が入っているから、おもいっきり振っている錯覚もおこしやすいのです。

「なぜこんなに強く振っているのに飛ばないんだろう」

決して遅くありません。ベンホーガンの「モダン・ゴルフ」を参考にして、
右手親指と人差し指は「トリガー(引き金)」をつくる正しいグリップしたいものです。
ヘッドが走って間違いなく飛距離が伸びでしょう。
ki銀次郎

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