私はレッスンするときは、「ネバー(ぜったいにダメ)」とは決して言いませんし、できる限り「ドント(ダメ)」とも言いません。
この本(リトルレッドブック)ではよく「ネバー」や「ドント」の言葉を使っていますが、それは私が指摘するポイントを読者はゆっくりとかみしめる時間を持っているからです。私はすべてにおいて前向きで、建設的な言葉を使うようにしています。マイナスイメージは、毒以外の何ものでもありません。
自分が打つショットは上手くいくんだと心底信じ、絶対の自信を持って下さい。
例えばバッグから5番アイアンを抜いて、目標を定めてアドレスしたら、このショットには5番アイアンが正しいクラブなのだと心底信じなければなりません。たとえ結果が5番アイアンでは大きすぎたり小さすぎたりしても、しっかり打っていれば距離は5ヤードも違いません
しかし4番か5番か6番か迷ったすえに妥協して5番を選んで、アドレス後もまだふん切りがつかないなら、座ったほうがましです。
アベレージ・ゴルファーの頭の中では、スウィングについてさまざまな情報が交錯していますが、それらの雑音はシャットアウトしなければなりません。
スウィングをするのは過去でも未来でもなく、今なのです。
(ハーヴィー・ペニック)
『レッスンするときは、「ネバー(ぜったいにダメ)」とは決して言いませんし、できる限り「ドント(ダメ)」とも言いません』ここの文章は、少年にスポーツを教える指導者には深く理解していただきたいのです。
『スウィングをするのは過去でも未来でもなく、今なのです』このような表現をして指導するのはハーヴィー・ペニックさんしかいません。
指導者たるものは、このコーチの言葉を深く研究していただきたい。
ki銀次郎
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