ピア・ニールソンの本に“ビジョン54”という本があります。私は今日で54歳。
先輩や友人たちからメールやFacebookにお祝いのコメントをたくさん頂きました。
これからの人生を、自分に何を言い聞かせて生きていこうか?
昨晩ベッドで古市忠夫プロの本を読んでいて、これかなと思ったので紹介しておきます。
■古市忠夫プロは、阪神淡路大震災で家も財産も全て失い、車のトランクに残っていたゴルフクラブを見て、54歳でプロゴルファーになる決意をし、星野英正プロや宮里優作プロと同期合格した方です。
『つい数年前まで下町の商店街で小さな写真屋を営んでいたおっちゃんが、今ではプロゴルファー。しかもこないな本まで出版しとるんでっせ。
阪神淡路大震災前まで、私は人生もゴルフも、「積極的な心」だけで突き進んできました。
それが震災ですべてを焼失してみて、気づいたんです。
積極的な心だけで、人生やゴルフでいい思いをしても、それはいつか、
慢心につながり、奈落の底へと落ちていくだろうと。
自分の力で成し遂げたと思えば、必ず傲りが生じます。
自分の力で成し遂げたと思えば、必ず傲りが生じます。
私は、今でも生きていられることや、ゴルフができることことに、感謝できるようになりました。そして感謝できるようになったからこそ、還暦にしてプロテストに合格できたのでしょう。
私がプロゴルファーになれたんは、努力したからでも、才能があったからでもありません。
私は「心」で、20代のエリートたちに勝ったんです。
結果が悪くても、落ち込んだり、怯えたりしません。ボヤかないし、嘆かないし、
グチりません。
「ゴルフが好きや!」
「ゴルフがもっとうまくなりたいんや!」
そんな気持ちで、常に自分の心と格闘しとるんです。言うてみれば、何にもしがみつかんと、ゴルフを楽しめたから、プロになれたんとちゃいまっか。(ゴルフは心の格闘技、古市忠夫)
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