2015年8月19日水曜日

◆中部銀次郎「ゴルフの神髄“もっと深く、もっと楽しく”」新編



本というのは不思議なもので、1回目に読んだときと2回目に読んだときでは、感じることや感じる文章の場所が違ってくる。
おおいに反省しているのは、ゴルフの上達のためにここは覚えておこうとマーカーやボールペンで印をつけていながら、ほとんど忘れているということです。


今回、気になったのは中部銀次郎さんは、ウッドは勤務先の近くの安売り店で9800円くらいのものを使用していたとこの本に書いています。
しかし・・・・・P247にこう書かれている。
【本文より】
『ある日、友人(たぶん菊谷匡祐)と一緒にラウンドしたときのこと、彼のドライバーが“いい顔”をしている上に、なかなかいい球筋のショットを打っているのである』
~~~

『これ、どこで買えるの?』
友人は答えた。
「おれは、人にもらったんだけどね。愛知県の北条市で、もとF1のメカニックだった人がクラブづくりやってるんだって。ケン・マツウラって人だからマツウラさんに頼めばいいんじゃないの・・・・・」


『早速、わたしはドライバーを一本、ケン・マツウラ氏につくってもらった。・・・・・聞けば、地元愛媛では、トップアマチュアたちがこぞって使っているとか。そして飛ぶという評判は高いという。もちろん、打ち損ないが少なければ平均飛距離は伸びる。それで“飛ぶ”というのなら、理解できることだ』
 
 
(><)
いかにも中部銀次郎さん的な表現ではないか。
わたしは“ケン・マツウラ”を知らなかったので調べてみました。


松浦賢(1945)愛媛県出身。日本の自動車技術者、レースエンジニア。レース用エンジンのチューナーとして有名。
現在は株式会社ケン・マツウラレーシングサービスの代表取締役。
 https://www.sugowaza-ehime.com/detail01.php?id=102


1976年に鈴鹿サーキットで行われたGCレースで中嶋悟と接点を持った松浦は、中嶋が活動資金難のためレース活動を辞めようと考えていることを知り、「エンジンの費用はこっちで持つから中嶋を乗せてくれ」とヒーローズレーシング代表の田中弘に売り込みをかけ、その結果中嶋は翌1977年より全日本F2及びFJ1300への参戦が実現したという中嶋悟を発掘したのがケン・マツウラ氏であるようだ。


あの中部銀次郎さんが使用していたケン・マツウラのドライバーは、探せば中古市場で3万円~購入可能のようだ。一度触ってみたくたなった。

ki銀次郎

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