おれは今日も“スタベン”だって言ってた。
スターティングベンチ。
でも楽しかった。
それは、自分の仕事があるから。
バット引きでも、声出しでも、おれの仕事。
(川﨑宗則)
背番号がもらえずに、スタンドで声を涸らしてチームを応援する。しかしそれもチームにとって欠かせない仕事だ。
2009年、川﨑宗則はWBC日本代表メンバーに選出されたものの、控え選手だった。
スターティングベンチだから「スタベン」。
中学で本格的に野球をはじめたときも、プロ入りしたときもレギュラー獲得まで時間がかかった川﨑は、与えられた役割を精いっぱいやり遂げる、それが大きなチーム力を発揮することを知っている。
多少英語が不自由でも、積極的にテレビ出演したり、ベンチでパフォーマンスを披露してチームメイトをなごませる。
チームを盛り上げるのは1本のヒットばかりではないのだ。
川﨑宗則
(><)
私も高校時代に“スタベン”を経験しています。毎日厳しい練習に耐えてレギュラーを目指している者に、スタベンは悔しい。
正直、前向きに仲間を応援できないこともあった。
「自分も試合に出たい」しかし出られない歯がゆさから素直に応援なれない自分がいたりした。
チーム力というものは、数字や勝ち負けで現れてこないスタッフや裏方さん、トレーナーなどの力がすごく大きい。
私は今年大学でアメリカンフットボールをはじめた息子にこう言いました。
同級生の仲間を一人でも多く入部させなさい。そして縁あって入部してきた仲間は絶対に辞めさせてはならない。
「俺が絶対に辞めさせない、俺と一緒に最後までやろう!」
そう言って仲間を辞めさせてはならいと・・・・・
ki銀次郎
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