みんな、咲いた花を見るのは好きだけど、
咲くまでの過程に興味がない。
花が咲くには、強い根があってこそ。
(小倉 全由 日大三校監督)
甲子園優勝2回を誇る日大三校の闘将・小倉全由監督は、胡蝶蘭を育てるのが趣味という以外な一面を持つ。
美しい花を咲かせるためには、まず強い根を張ることが大事。
その考え方は、高校野球にも通じると説く。
日大三校の毎年恒例の冬合宿は、朝5時半から夜10時まで練習漬けという壮絶なもの。(小倉監督も走る)。
日本一というきらびやかな「花」の地中には、どこよりも追い込んだ練習で培ってきた「根」があった。
(><)
大学時代、部員はわずか28名で関東大学1部リーグを死守していた、私が指導を受けた名取監督も太っとい「根」をもっていた。
決して何事にも妥協しないという一貫した「根」を持っていた。
それは練習の終盤になると、いつも名取監督は自分と戦っていた。
下をうつ向いていたあの顔は、自分に、チームに、そして選手に対して妥協しないため自分と戦っている顔だったと思う。
ナイター設備のないグラウンドで、延々と走った!
汗が出なくなるまで走った。
走るものは辛い。
しかし、走らせる者はもっと辛い!
それは自分と戦っているからである。
ki銀次郎
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