2015年8月19日水曜日

◆中部銀次郎「ゴルフの神髄“もっと深く、もっと楽しく”」新編

いま改めて、中部銀次郎「ゴルフの神髄“もっと深く、もっと楽しく”」新編を読み返しています。
この本に勝るゴルフのレッスン本は無いに等しいとさえ思える本である。


理由は、エチケット、心構え、練習方法、道具、そしてスピリットが奥深く書いてある。
普通のレッスン本には、こうしろ、ああしろ、こうすればいいという形だけを書いていて、どうすればそれを実現できるのかという方法論が書かれていない。


この本は、どんな本にも書かれていないことで、誰もがやろうと思ってもできないごく普通のことが書いてある。ゴルフ上達に必要なことが明確に書かれている。


わたしは今、文章中の中部銀次郎さんの“言霊”を50音順に整理整頓しようとしています。
現在制作途中なのですが“あ”だけを紹介いたします。

ki銀次郎

中部銀次郎語録
◆あ
・敢えて賭けに出られる(あるいは出てしまう)ゴルファーと、自分にできないプレーは絶対にしないゴルファーとがいるのである。トム・ワトソンはその後者なのだ。そして私自身も、そういうタイプのゴルファーである―というより、そうなりたいと常に願ってきた。


・青木功選手。グリーン周りのアプローチで彼は、よほどの状況でないかぎり、5番か6番のアイアンで転がしていくではないか。青木選手ほどの技術の持ち主が、一番易しい打ち方をしている事実を見ないで、二流の選手の難しいショットに目を奪われていては、テレビ観戦も何の参考にもならない。


・アプローチの技術が上がれば、次第にショット力まで高くなってくる。


・あらゆるスポーツにおいて、身体の運動はできるだけ自然であるべきはずである。理屈ではない。ある目的のために身体を動かすときときには、身体が動きたいようにさせればいいだけなのだ。自由に動かせばいいものを敢えて制限したり、必要以上に動かしたりさせて、本来はそれほど難しくないものをかえって難解にしてしまう。


・あれこれクラブを換えて、目覚ましくゴルフに上達することはない・・・と、私は信じている。


・あれも打てる、これも打てる・・・・・は、どの打ち方が自分にふさわしいかがわからないということである。
中部銀次郎

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