プロも唸った
伝説のアマチュアが
やさしく寄せる
アプローチの極意を伝授
~父の怒り~
かつて・・・・・中部銀次郎はスコアを誤魔化したことがる!
ゴルフはじめて1年ほど経ったころ、スコアも100叩きから90へ突入して、ゴルフが面白くて仕方なくなった頃のことだった・・・・・
史実については2説ある。
とあるホールのセカンドショットが、グリーン脇のラフに突っ込んだ。そこからアプローチを空振りした。
あらためて打ちなおしスコアカードには空振りの1打を加えなかったという説。
もうひとつはティショットが大きくスライスして、とんでもないラフに突っ込んだ。
それを見た少年中部がボールを蹴り出したという説。
いずれにせよその行為はともにラウンドしていた父・利三郎の烈火の怒りを買うことになった。
「銀!そんなんだったらゴルフを辞めてしまえ!」
利三郎の語気と怒気の強さは少年中部の背骨を雷のように貫いた!
あのとき父が怒ってくれなかったら、私は平然と同じような過ちを繰り返すゴルファーになっていたかもしれません。
以来、中部はいついかなるときも父に見られても恥ずかしくないプレー態度を心に誓った。
「あるがまま」
「公正の理念」
「マナー」
「たしなみ」
ゴルファーにとって、あるいは人間にとって、最も大切な精神のあり方を中部は、父親の怒りの中から学びとったのである。
中部銀次郎
(><)
私が高校時代に野球のグラブの皮の紐が切れたから、新しいグラブを買ってほしいと父に言ったら、「きさま!皮ひもをカッターで切って新しいグラブを買ってくれとは何事だ!」と一喝されたことを覚えている。
紐は本当に練習で切れたのだが、あのとき父はわざと私をいましめたのかもしれません。
それ以来、私は野球の道具もアメリカンフットボールの道具も、道具と名のつくものは大切に扱うようになりました。
現在も、ゴルフコースへ行く前にクラブを磨くのは当たり前、靴ひもを洗って真っ白にしたり、手袋の皺を伸ばして保管したり、道具は大事に扱っています。
ki銀次郎
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