2013年7月11日木曜日

“マッチを擦れ”ハーヴィー・ペニック

“マッチを擦れ”
レッスンのときに私がよく使ったのは、台所用のマッチです。
私は大学のゴルフ部員をアスファルトの駐車場へ連れていき、マッチ箱を開けて、アスファルトの上にマッチをバラ撒きました。
それから部員に7番アイアンでスウィングし、マッチの頭に火をつけなさいと言ったものです。
これはビハインド・ザ・ボールで打つ確かな治療法であると同時に、目標となるポイントに意識を集中させるいい方法です。

もし心ここにあらずだと、手首を捻挫するか、クラブのソールに傷を付けることになります。
私はマッチを、初めてレッスンを受けにきたベティ・ジェミーソンに使いましたし、後にミッキー・ライトにも使いました。
ベティとミッキーはアスファルトに駐車場をまるで独立記念日のようにしたものです。

2人ともどんなゴルファーよりも正確なスウィングをし、最下点でしっかりボールを打ちました。
まるでマッチに火をつけるように。

ハーヴィー・ペニック

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