2013年7月19日金曜日

“人間が試されていると思えば、自分を見失うことはない”

阪神淡路大震災で家も財産もみんな焼かれ、
59歳でプロゴルファーになった奇跡の男!

古市忠夫
“人間が試されていると思えば、自分を見失うことはない”
古市さんがテレビ出演したときに、司会者がこんな質問をしました。
「古市さん、もし震災がなかったらなにをされていましたか?」
間違いなくプロゴルファーにはなれていなかったと思います。
震災後に多くの人々の優しさや思いやりを頂だいして感謝できるようになったことで勇気が生まれ、プロテストを受ける気にもなれたのですし、合格できたのです。

Q、震災がなかったらという司会者の問いかけには?
『まだ、写真屋のおっちゃんやったでしょうね、売り上げが少なくてうなだれていたかもしれません。それどころか、この不況と写真業界のデジタル化による衰退で、もう店を畳んでいたかもしれません』と答えました。

私たち夫婦には息子はおらず、あとを継がせることはできませんから、すっぱり店を閉めて、妻はパートに出て、私はアルバイトでもして食いつないでいたでしょう。

それが今ではプロゴルファー。
幸福ではありますが、でも私は洲本GCのメンバーでいらっしゃる三原勇さんから聞いた言葉が忘れられません。
「人生は試されているのです」

たしかにそうかもしれません。
ゴルフをする人なら誰でも夢や目標があります。
100を切りたい、80台を出したい、シングルになりたい・・・・・
私がプロになれたように、いつかは夢を叶えられることでしょう。
しかし、そのとき、それを自分の実力とのぼせあがったら、栄光は長続きしません。
夢が叶えられて、人間が試されていると思えば、自分を見失うことはないですし、向上心を持ちつづけられるはずです。
古市忠夫

(>_<)
身が引き締まります。
ki銀次郎

0 件のコメント:

コメントを投稿