まずは距離感だが、これはラウンドする前の練習グリーンで行われる。
目標をつくらずに3個の球を好きなストローク幅、好きなリズムでポーンポーンと打ってやる。
その距離は10mから15mぐらいになると思うが、何回か行って、何メートルになるのか、何歩になるかの距離を覚えておくのだ。
このことを行うことによって、その日のコースのグリーンの速さを練習グリーンで知っておくわけです。
その距離が基準になり、物差しとなって、体に距離のメモリーを作り上げておくわけです。
実際にストロークをよくする練習ドリルとしては、タイガーによって有名になった「ゲートドリル」を行っている。
これは平坦な場所を選び、カップから1mのところに、パターヘッドのトウからヒールまでの幅に合わせてティを2本刺すというもの。
ヘッドがぎりぎり通る幅にティを2本刺して、それにヘッドが触れないようにストロークする。
ボールを6個使って、まずは右手だけで12個打ちます。
右手だけでヘッドの重さを感じて打つわけです。
この後で両手で打ちます・・・・・・・・・・・・(省略)
この右手と両手を繰り返し行って、連続で100個カップインするまで練習します。
外れたら、また1個からやり直しです。
タイガーはこの練習ドリルを練習グリーンだけでなく、自宅でも最低毎日2回は行うという。
マスターズまでのタイガーは1パットが1ラウンド平均8回。
3月のキャデラック選手権で、4日間で100パットと自己最高に並ぶ最小パット数。
キャデラック選手権が始まる前日、ブルーモンスターTPCの練習グリーンで45分間もスティーブ・ストリッカーがタイガーにアドバイスし、それによって球の転がりと方向性がすこぶる改善された。
持つべきものは友である。
写真の下にこんなことが書かれていた。
「パッティングをよくするには日々の練習しか方法はない。日が暮れるまでひたすらストロークを行う」
(>_<)
タイガーの練習量は想像以上というか、想像もできない量でした。
パッティングだけでこれだけ練習していれば、あの神がかり的なバーディパットやイーグルパットは納得するしかありません。
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