2013年6月7日金曜日

ハーヴィー・ペニック真心のレッスン

やさしいショットこそ注意深く
(Treat the Easy Ones With Respect)
樫の木の下で、私はカートに座りながら、パッティンググリーンで練習している一人の女子プロを見ていました。彼女は私が見ていることは知りません。

私は彼女にパッティングのレッスンをすることになっていましたが、私はしばしばこのように隠れて、しばらく観察するのが好きなのです。
木の陰から覗いていると、彼女は3フィートパットを続けて10回外しました。

私はこんな場面を見たことがありませんでした。
「わざとやっているのかい?」
私が声をかけると彼女は周囲を見渡し、私を見つけました。
「全くラインが読めないのです」

そこで私は言いました。
「パットをやる前に後ろに下がって、ボールの後ろからラインを確認したようには見えなかったのだが」
彼女は「たった3フィートですから、女子オープンでもありませんし」
「ここでも女子オープンでもストロークは計算するじゃないか。これからは練習でも試合でも、ボールの後ろからラインを確認すると約束してくれないか。このことを忘れないでもう一度やってみよう」

私は彼女のスタンスをスクェアにし、目をボールの真上に置くようにして、それから
「バックスウィングとフォロースルーの大きさを同じにしなさい」と言いました。
「しかし大事なことは、短いパットが入って当然だと思ってはいけないことさ。必ずボールの後ろから入って、1~2回の素振りをやって、スウィートスポットで打つんだ」

この方法でやったら、彼女は10発ぜんぶ沈めたのでした。

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