プロも憧れた伝説のアマチュアゴルファーは、
“左手を使う”
東京オリンピックのころ、東洋の魔女と称賛された日本女子バレーボールチームの指導者だった大松博文監督の言葉に
「体は使わない方を使え!」
という言葉に中部銀次郎はゴルフのヒントを得たという。
ゴルフスウィングは左手と右手のバランスの上に成り立っている。
どちらが強すぎても弱すぎても、いい結果は得られない。
日常生活ではほとんど左手は使わない。
「体は使わない方を使え」
この言葉を知ってから中部銀次郎は徹底して左手を使ってやろうと決心した。
左手で歯磨きをし、荷物は必ず左手で持ち、風呂に入れば左手でお湯をくみ出した。
それがスコアアップにどれくらい寄与したか数値化するのは難しい。
しかし何の工夫もなく過ごす日常と、やれることは貪欲に取り入れる日常ではゴルフに違いが出て当然である。
もちろんお酒を呑むグラスも左手でもっていた。
中部銀次郎
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